モモは1960年代に産声を上げました。そのきっかけとなったのは、レーサーである
ジャンピエロ・モレッティが、カーレースへの情熱が高じて、自分のレースカー用にかなり
特殊なステアリングを友人に依頼して作ってもらうことを決意したことでした。
非常に小さいサイズのステアリングながら、グリップの形状を変えしっかりと握ることが
できるという際立った特徴を持つこのステアリングは、多くのレーサーたちの注目を
集めました。
その中には、当時フェラーリ・チームに所属していた英国人のレーシング・ドライバーである
ジョン・サーティーも含まれていて、彼は、ワン・シーターのF1レースカーに
このステアリングを装備させました。
サーティーとフェラーリはワールド・チャンピオンシップで勝利を収め、
モレッティのステアリングもその栄誉にあずかりました。
その結果、依頼が殺到するようになり、情熱はビジネスへと変身を遂げ、
最高品質の自動車用品の分野でリーダーとしての地位を占めるに至りました。
1981年に生まれたMOMO DESIGNは、MOMOと同じく車やレースの世界において、
内装のプラニングから形状の研究や新しい装備に至るまで、自動車のデザインの分野すべてを
手掛けることから始まりました。
MOMO DESIGNは、自動車業界 を対象とした製品のデザインや特殊な装備から発展し、
自動車市場以外のすべての分野の工業デザインの研究開発も携わることになりました。
MOMO DESIGNの信条は、グローバル・デザインのコンセプトに基づいています。
つまり、スタイリングや製造などすべての側面から製品を考えているのです。
MOMO DESIGNは、MOMOから継承した専門的なノウハ ウを常にそのデザインに
活かしていますが、それが形状への細心の配慮や革新的なテクノロジーの研究という形で
表われていて、チタンやカーボンファイバー、アルミニウムといったアバンギャルドな材質の
適切な活用を尊重することにもつながっているのです。
MOMO DESIGNは、そのデザイン、革新的で先進的なテクノロジー、安全性、
そして最高の品質が成功へと導いたのです。
非常に魅力的で、すぐにそれとわかるデザインは、真のイタリアン・スタイルと呼べる
トレードマークです。 先端を行くテクノロジーを採用することで、優れた品質の製品を
提供することができ、世界中での高い評価が確立されていますが、こういった方針に加え、
常に進化を遂げているというその特徴ゆえに、MOMO DESIGNが、世界でも重要な地位を
手に入れることができたのです。
設立当初は、自動車分野やライフスタイルに関連する商品のデザインに従事しておりましたが、
1990年代に入り、MOMOグループがアメリカ企業に買収された時、
Marco CattaneoはMOMO DESIGN社の代表取締役を引き継ぎ、
新しいチャレンジに動き出しました。 つまりそれば、MOMO DESIGNを独自の
アイデンティティーとフィロソフィー、モダンで革新的な国際的ブランドの形成です。
今日、MOMO DESIGN社は2つの分野に分かれて事業を展開しています。
一つは、インダストリアルデザインとMOMO DESIGN商品の研究を行なう、
「スタイルセンター」としてのビジネス。 もう一つは、MOMO DESIGN製品を製造する
メーカーに対するライセンスビジネスとなります。
MOMO DESIGN社は、その発展的なプロセスに従って、コンセプトからデザインへ、
工業製品の試作からクオリティーチェック及びブランドにおける市場戦略、販路にまで
関わります。
一方、YAMAHA社とのコラボレーションでは、電動スクーター(EC-02)を日本国内で限定販売し、
イタリア・LANCIA社とは、Ypsilon Sport(イプシロン スポーツ)という車種での
スペシャルモデルを 開発&販売致しました。
このように、国際的なプレステージのある企業との協力もいくつか行なってまいりました。
全てのMOMO DESIGN商品は、エレガントなデザイン、強い個性を持ち、高次元の
創造性によって、表現され、そしてそれらは、人々を惹きつける商品と形成されていきます。
ヘルメット、時計、アイウエアー、アパレルウエアーなど、MOMO DESIGN の創造性と
多様性のおかげで、このような広く、異なる商品をつくり上げることができるのです。
MOMO DESIGNは27周年を迎えていますが、これはデザインのすべての分野に力を注ぐ、
企業のバイタリティーを示す重要で意義のあるゴールであると言えます。
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